第3戦と同じ先発布陣を使い、フォワードにジェームズ・エニスとザック・ランドルフを起用した。 ヴィンス・カーターはスイングマンのポジションでプレイした。
1Qはスパーズに 26-23とリードされたが、2Qから有利に進めて 4Q残り 7分で 83-73とリードした。
第3戦は後半にスパーズのカワイ・レナードを封じて快勝したが、この日はレナードを抑えきれずに逃げ切れなかった。 残り 4分からレナードに連続シュートを決められて 91-88と逆転された。
4Q最後は 1点を争う激しい攻防となり、残り 4秒でマイク・コンリーがジャンプシュートを入れて 96-96とした。 スパーズはレナードが勝ち越し弾を決められなかった。
延長はグリズリーズがやや有利に進めたが、レナードを止められずにきわどい勝負になった。 残り 12秒でレナードに左コーナーから 3ポイントを決められて 108-108となった。
グリズリーズは最後の攻撃でマーク・ガソルが左サイドでパスを受けて ドリブルでフリースローライン付近に進み、横に流れながらジャンプシュートを放った。 ボールは強くリングを叩いて決まり、決勝点となった。
スパーズには 0.7秒残ったが、タイムアウトがなく、 ボールを敵陣に進められずに終わった。
グリズリーズはコンリーが 35点 9リバウンド 8アシストあげた。 35点はプレーオフの球団記録となった。 マーク・ガソルが 16点 12リバウンド、ランドルフが 12点 11リバウンドだった。
スパーズはレナードが 3ポイントを 7本入れて 43点 8リバウンド 6スチール、 トニー・パーカーが 22点だった。