第1戦と第2戦で脆さを露呈したフロントコートはこの試合でも得点が伸びなかったが、ディフェンスとリバウンドで奮起して キャバリアーズの勢いを抑えた。ビスマック・ビヨンボはプレーオフの球団記録となる 26リバウンドをあげた。
攻撃の軸であるデマール・デロザンとカイル・ラウリーは開始から積極的にプレイしてシュートを決めて得点を伸ばした。 デロザンは前半に 21点入れて 32点。 これまで 3ポイントが不振だったラウリーは 1Qに 3ポイントを 2本決めていい流れに乗り、20点あげた。
ラプターズは 2Q残り 7分でリードが 3点だったが、 パトリック・パターソン、コリー・ジョゼフ、デマレ・キャロルが連続して 3ポイントを決めるなど、 一方的に得点して残り 1分で 60-42と 18点差をつけた。
後半はキャバリアーズが反撃して 3Q残り 4分で 70-65と 5点差にした。 その後も攻勢を強めて終盤は接戦になると予想されたが、 シュートが思うように決まらずに得点が伸びなかった。
4Qは激しいディフェンス戦となってロースコアで進み、 ラプターズがリードを守って逃げ切った。
キャバリアーズはプレーオフの連勝を 10で止めた。 フィールドゴール(FG)成功率は 35.4パーセントにとどまった。
レブロン・ジェームズが 24点 8リバウンド、 J.R.スミスが 3ポイントを 6本入れて 22点あげた。 カイリー・アービングは 13点、 ケヴィン・ラブは 3点と振るわなかった。