シリーズ最優秀選手(MVP)には第3戦まで控えとして貢献し、第4戦から先発として攻守で活躍したアンドレ・イグオダラが選ばれた。
ウォリアーズは 1Qに長短のシュートを効果的に決めて 28-15とリードしたが、2Qから得点が伸びなくなって 3Q開始直後に 47-45逆転された。
そこから攻勢に転じて一方的に得点し、3Q残り 6分でイグオダラがダンクして 61-51とリードした。その後は残り 1分で 15点差まで引き離した。
4Qはキャバリアーズが粘り、残り 1分半を切ってから J.R.スミスが 3ポイントを 3本入れて残り 33秒で 101-97と 4点差にしたが、 その後はシュートが決まらずに追いつけなかった。
ウォリアーズはフリースローで追加点を入れて優勝を決めた。
ステフィン・カリーが 26点 8アシスト、 クレイ・トンプソンが 21点、イグオダラが 15点あげた。 スティーヴ・カーは新人監督として史上 7人目のNBAファイナル制覇を果たした。
キャバリアーズは初優勝を果たせなかった。 ケヴィン・ラブ、カイリー・アービングらの主力が故障で離脱し、 戦力不足が大きく影響した。 このシリーズは第2戦からレブロン・ジェームズ一人に頼る戦いを強いられ、徐々に失速していった。
この日はジェームズが 32点 18リバウンド 9アシスト、 スミスが 19点、ティモフェイ・モズゴブが 17点 12リバウンドあげた。