第1戦でカイリー・アービングが左ひざを骨折して残り試合を欠場することになり、 得点力不足が懸念されたが、積極的なディフェンスで失点を少なくして理想的な展開に持ち込んだ。
前半を 47-45とリードして終え、後半も有利に進めて徐々に引き離した。 4Qは残り 5分でマシュー・デラベドバが 3ポイントを入れて 79-68と 11点差をつけた。 そのまま何事もなく、勝利を決めるかと思われたが、ウォリアーズにファウルゲームで粘られてリズムを乱し、 ミスが出てリードを守り切れなかった。
ウォリアーズは残り 8秒でステフィン・カリーがレイアップを決めて 87-87とした。
キャバリアーズは最後の攻撃で第1戦と同様にジェームズがボールを持ってゴールに向かったが、 シュートを決められなかった。
延長はアリーナがいい雰囲気になったホームの ウォリアーズが有利と思われたが、こちらもシュートを決められずに変調だった。 残り 29秒でカリーがフリースロー 2投を入れて 93-92とリードした後、 追加点を奪えなかった。
キャバリアーズは残り 10秒でデラベドバがフリースロー 2投を入れて 94-93逆転した。 カリーがシュートを外した後、残り 4.4秒でジェームズがフリースロー 1投を入れて 3点差にした。
タイムアウトがないウォリアーズはそのまま最後の攻撃に出たが、 カリーがクレイ・トンプソンへ送ったパスをカットされて シュートを打てずに試合終了となった。
キャバリアーズはフィールドゴール(FG)成功率が 32.6パーセントだった。 3ポイント成功率が 9/27、33.3パーセントと高かった。 ティモフェイ・モズゴブが17点 11リバウンドあげた。攻守で活躍したデラベドバは 9点だった。
ウォリアーズはFG成功率が 39.8パーセントだった。 得意の 3ポイントが決まらずに成功率は 8/35、22.9パーセントにとどまった。
クレイ・トンプソンが前半から得点を伸ばして 34点あげた。 カリーはデラベドバに密着マークされて実力を発揮できずに不発だった。 FG成功率 5/23、21.7パーセントで 19点だった。