ヒートは 3Qに 78-74とリードし、4Qもいい流れで進めたが、 残り 7分半でレブロン・ジェームズが左足に痛みを訴えてベンチに下がった。
マッサージを受けて残り 4分からコートに戻ったが、 直後にレイアップを決めたプレイで左足をつって動けなくなった。 トレーナーに担がれてベンチに下がり、手当てを受けたが、それ以降はプレイしなかった。
会場の「AT&Tセンター」は空調施設が故障し、気温 30度を超える中で試合が行われた。 高温がジェームの体調に悪影響を及ぼした可能性がある。 他の選手に大きな影響はみられなかった。
スパーズは 4Q残り 6分から不振だったダニー・グリーンが 3ポイントを 2連打して 90-88と逆転した。 さらにグリーンはジェームズが退場した直後にも 3ポイントを入れた。
カワイ・レナードとトニー・パーカーも 3ポイントを追加して残り 1分で 10点差をつけて勝利した。
スパーズはフィールドゴール(FG)成功率が 58.8パーセント、 3ポイント成功率が 13/25、52パーセントに達した。 リバウンドは 39-29でヒートを大きく上回った。
ティム・ダンカンが 21点 10リバウンド、パーカーが 19点、 エマニュエル・ジノビリが 16点 11アシストだった。 グリーンは最後の 6分間に 11点あげて 13点だった。
ヒートのFG成功率 47.4パーセントだった。 ジェームズが 25点、ドゥエイン・ウェイドが 19点、 クリス・ボッシュが 18点 9リバウンドあげた。
ジェームズはNBA史上 3人目の プレーオフ通算 4,000得点、1,000アシストに達した。 これまでマイケル・ジョーダンとコービー・ブライアントが記録している。
レイ・アレンはNBAファイナルでの通算 3ポイントを史上 2位の 49本とした。 最多はロバート・オーリーの 56本。