スパーズは西カンファレンス決勝シリーズを 4連勝で勝ち抜け、 9日間の休養をとって気力十分だった。3Qまでヒートにリードを許していたが、 4Qは攻守で積極的にプレイして有利に進め、残り 7分半で トニー・パーカーがフリースロー 2投を入れて 77-76と逆転した。
その後はパーカーがレイアップを入れるなどして残り 3分半で 6点差にした。
最終盤は 2点差になってきわどい勝負だったが、同点は許さなかった。 残り 5秒でパーカーが体勢を一度崩しながら、立て直してバンクシュートを決めて 4点差にした。 シュートはショットクロックとほぼ同時に放たれて微妙だったが、ビデオ判定の結果、得点が認められた。
ヒートは東カンファレンス決勝シリーズを第7戦まで行い、2日間の休養で試合に臨んだ。体力の回復が十分ではなく、やや疲れが見えた。 終盤はスピードアップしたスパーズの動きについていけなかった。
レブロン・ジェームズは 18点 18リバウンド 10アシストと 奮起したが、爆発力を欠いた。ドゥエイン・ウェイドは 17点だった。
4Qはパーカーにバンクショットを決められた後、 ウェイドがレイアップに行ったが、リングにはじかれて決まらずに 試合終了となった。
スパーズはパーカーが 21点、ティム・ダンカンが 20点 14リバウンド、 カワイ・レナードが 10点 10リバウンドだった。