「ビッグスリー」の一人であるクリス・ボッシュが腹筋を痛めて欠場し、リング下での力強さを欠いて得点が伸びなかった。 ボッシュはこのシリーズを全休する見通しで、ヒートはこの後も苦戦を強いられそうだ。
試合はロースコアで進み、前半はヒートが 38-35とリードしたが、 激しさを増した 3Qは途中からペイサーズが連続してシュートを入れて 61-52と逆転した。
ヒートは 4Qに反撃して残り 4分でドゥエイン・ウェイドがバンクショットを入れて 72-71と逆転したが、リードを保てなかった。
ペイサーズは直後にレアンドロ・バルボサがレイアップを 入れて再リードした。さらにデヴィド・ウェストが追加点を入れて 3点差にした。
ヒートは残り 2分半でウェイドがジャンプシュートを決めて 1点差にしたが、その後は激しいしのぎあいとなり、 両チームともシュートを決められなかった。
フリースローも入らずに得点がまったく動かなかったが、残り 32秒になってロイ・ヒバートが 1フリースローを入れて ペイサーズが 2点リードした。
ヒートは残り 16秒でウェイドがレイアップを失敗して同点にできなかった。
ペイサーズは残り 14秒でヒバートが 1フリースローを入れて 3点差にした。
ヒートは最後の攻撃でウェイドが中央でボールを持った後、 左のマリオ・チャルマーズへパスした。チャルマーズはディフェンスを交わしていい体勢で 3ポイントを放ったが、 リングにはじかれて試合終了となった。