NBAファイナル2009

UPDATED 2009/6/10

マジック本拠地で攻め勝つ
ハワード 21点 14リバウンド

6月 9日 -- 会場をオーランドに移したNBAファイナル2009・第 3戦は マジックがFG率 62.5%を記録してレイカーズに 108-104で攻め勝ち、 対戦成績を 2-1に挽回した。

これまで影が薄かったGレイファー・オルストンが復調して 20点をあげ、攻撃に厚みが出た。 Fラシャード・ルイスは第 2戦に続いて好調を持続し、21点。 ポイントガードの役目も果たしたFヘド・ターコルーは 18点 7アシストだった。

アウトサイドの得点が伸びたことでインサイドの Cドワイト・ハワードも生き、21点 14リバウンドの活躍だった。 Gミカエル・ピートラスは 18点。ディフェンスでも 活躍した。

試合は序盤から叩きあいの接戦になったが、 後半はマジックがリードする形が続き、 優勢だった。

レイカーズは 4点差ぐらいでついて行き、大差になることはなかった。 4Q最後に勝負をかけ、残り 2分 41秒で Fポー・ガソルが 2フリースローを決めて 99-99とした。

追いつかれたマジックはすかさずピートラスが こぼれ球をダンクして 2点勝ち越し。 さらにオルストンが 1フリースローを決めて 3点差にした。

レイカーズはガソルがレイアップで 1点差にしたが、 ルイスに深い 2ポイントを返されて 3点差は変わらなかった。

残り 1分を切ってレイカーズはGコービー・ブライアントが 1フリースローを 決めて 2点にした。マジックがシュートミスして同点の チャンスが来たが、ドリブルしたブライアントがボールを叩かれてスチールを食らい、シュートできなかった。 マジックは残り 28秒でピートラスが 2フリースロー を決めて 4点差にした。

レイカーズはそこから 3ポイントを 4連発で放ったが、どれも決まらず。 ブライアントがレイアップで 2点追加したが、 残りは 0.2秒。マジックのルイスが 2フリースローを追加して 決着した。

レイカーズのFG率は 51.3%だった。オフェンスは良かった。 ディフェンスで失点を抑えないと勝つのは難しい。 ブライアントが最多 13点だった。ガソルは 23点。

第 4戦は 11日、同じくオーランドで開催される。