ファイナルで 3-1から逆転優勝したチームは過去にない。 セルティクスがほぼ優勝を手中にした。
「何が起こってもおかしくない。過去の数字はあてに ならない。父の日の試合に集中するのみだ。 」- ポール・ピアース
第 5戦は 15日。同じくカルフォルニア州ロサンジェルスで 行われる。
この日は 1Qに大差が付き、34-12となった。 レイカーズはラマール・オドムが 15点を奪い、勢いをつけた。 ヴラディミール・ラドマノヴィッチは 3ポイントを 2本決めた。
試合はその後もレイカーズが有利に展開し、 20点リードを保った。だが、 3Q途中にセルティクスの控えエディー・ハウスが 3ポイントを決める流れががりと変わり、レイカーズは点を取れなくなった。 セルティクスが連打を決めて一気に 73-71と 2点差に接近した。
4Qは激しい攻防が続き、どちらも譲らなかったが、 残り 4分でハウスが右 45度からシュートを決めて セルティクスが 84-83と逆転に成功した。 レイ・アレンがベースラインで技ありのリバースレイアップを 追加して 3点差。さらにガーネットが短いシュートを決めて 5点に差にした。
レイカーズは残り 1分半でコービー・ブライアントが 正面からレイアップを決めて 89-87と 2点に接近したが、 直後にジェームズ・ポージーが左角から 3ポイントを叩き込んで 5点差に引き離された。その後はレイカーズが 3ポイントを外して追い上げられず。 試合終了となった。
セルティクスはピアースが 20点、アレンが 19点、 ガーネットが 16点 11リバウンド。 ポージーは 3ポイントを 4本決めて 18点、 ハウスは 11点だった。
レイカーズはオドムが 19点 10リバウンドだったが、 2Q以降は影が薄かった。 ブライアントは厳しくマークされ、17点にとどまった。 パスを出して 10アシストをあげた。 ポー・ガソルは 17点 10リバウンド。