NBAカンファレンス決勝 2008

UPDATED 2008/5/29

アレン自己最多 29点
ピストンズは追い上げ及ばす

5月 28日 -- セルティクスはレイ・アレンが 3ポイントを 5本沈めて 29点、 ケヴィン・ガーネットがリング下で存在感を発揮して 33点。 ピストンズを 106-102で下し、21年ぶりとなるNBAファイナル進出に王手をかけた。

4Q残り 1分半でリードはわずか 1点だっが、 アレンが長い 2ポイントを決めて引き離した。 残り 8秒でも 1点差になったが、 アレンが 2フリースローを確実に沈めてリードを保った。

アレンは過去のプレーオフであまり 活躍できずに、「プレーオフに弱い選手」と 評価されていたが、この日はそれを払拭した。 29点はプレーオフの自己最多となった。

「特別な感情はない。いつも勝利のようにいい気分だ。 自分の成績より、チームの勝利がうれしい。 」- アレン

ピストンズはチョーンシー・ビラップスが 26点、リチャード・ハミルトンが 25点だった。 第 4戦で活躍したアントニオ・マクダイスは 4点にとどまり、 4Q残り 5分でファウルアウトした。

3Qに 17点劣勢になったが、4Qになってハミルトンを中心に 反撃し、一気に 1点差までにした。 最後はアレンの 2フリースローの後、 残り 4秒で 新人ロドニー・スタッキーが 2フリースローの内 1投を失敗して 2点差。直後にガーネットに 2フリースローを決められて 4点差となり、決着した。

ハミルトンは最終盤に右ひじを捻ったが、レントゲン検査を受けた結果、骨折はなかった。