ウェイドは連日の活躍によってMVPに選ばれた。 この日は試合終盤にフリースローを確実に決めて得点し、 勝利を呼び込んだ。最後残り 10秒でのフリースローはさすがに優勝のプレッシャーがかかり、 2投も失敗したが、マーベリクスが同点弾を繰り出せずに逃げ切った。
敵地で 3連敗したマーベリクスは、本拠地に戻って有利に戦いたかったが、2Q以降に得点が 伸び悩んで苦しんだ。チームのFG率は 34/92 37%にとどまった。 エースFダーク・ノヴィツキーは 29点 15リバウンドと活躍したが、 終盤はマークがきつく、4Qはフリースロー 2投による 2点に終わった。
試合は 4Q残り 6分で 79-79と同点だったが、ヒートが優勢となり、 残り 3分 40秒でFジェームズ・ポージーが右から 3ポインターを沈めて 87-81とリードした。 マーベリクスは残り 1分半でGジェリー・スタックハウスが右から 3ポインターを返して 89-88と 1点差に追い上げたが、同点にはできなかった。
ヒートはFユドニス・ハスレムがシュートを決めて 3点差とし、 マーベリクスのFジョシュ・ハワードに 2点を返されても ウェイドが残り 26秒で 2フリースローを決めて 93-90とした。
さらにウェイドは残り 17秒でも 2フリースローを追加し、5点差にした。
マーベリクスは残り 11秒でハワードが 2フリースローを 返し、ウェイドが 2フリースローを失敗して同点にするチャンスが 残ったが、Gジェイソン・テリーが右から 3ポインターを外して 試合終了となった。