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UPDATED 2023/2/6

アービングがマーベリクス移籍、 ネッツがトレードをまとめる

2月 5日 -- マーベリクスネッツとトレードをまとめ、カイリー・アービングを獲得することで合意したことが分かった。 関係者が明らかにした。

ネッツはアービングとともにマーキーフ・モリスを放出し、引き換えにドリアン・フィニー=スミスとスペンサー・ディンウィディー、 さらに 2029年のドラフト 1巡指名権、 2027年と 2029年のドラフト 2巡指名権を獲得する。

数日前にネッツがアービングのトレードを考えているとの情報が出回り、 今季のトレード期限となっている 9日を待たずに早々に合意がまとまった。

トレードは身体検査を経て正式に成立する。

アービングは 2011年のドラフト全体 1位指名でキャバリアーズに入団し、 2016年にNBAファイナル制覇を達成した。2017年にトレードてセルティクスに移籍し、 2019年にフリーエージェント(FA)になってネッツと契約した。

2000年以降は新型コロナウイルスのワクチン接種をしない問題を起こし、 最近は反ユダヤ主義に関連する問題を起こして球団を悩ませていた。 今季が 4年契約の最終年でフリーエージェント(FA)になるため、トレードで放出しやすい環境が整っていた。

アービングの 12シーズンの通算成績は平均 23.3点 5.7リバウンド 3.9リバウンド。 今季は 40試合出場で平均 27.1点 5.3アシスト 5.1リバウンドだった。

ネッツの今季成績は 32勝 20敗。東カンファレンスでプレーオフ圏内の 4位につけている。 エースのケビン・デュラントが膝を痛めて欠場して苦戦を強いられており、 2番手のカイリー・アービングもいなくなることでさらに厳しくなりそうだ。

マーベリクスは 28勝 26敗で混戦の西カンファレンスで 6位タイ。 絶対エースのルカ・ドンチッチがいるが、他に得点できる有力選手が乏しく、 得点が思うように伸びていない。ドンチッチの負担を軽減するオフェンス補強としてアービングを獲得した。