NBA恩赦条項

概要

恩赦条項は各球団が選手を解雇するときにサラリーキャップへの負担を回避できる特権。 2011年に締結した労使協定で 2015-16シーズンまでに各球団が 1回行使できる。 2011-12シーズン以前に契約した選手が対象となる。 恩赦条項を行使できる期間は各シーズンの移籍解禁日から開幕まで。 恩赦条項によって解雇された選手は入札にかけられ、最高額をつけた球団に移籍する。 入札がなかった選手は自由契約となる。

行使球団

 解雇した選手移籍先入札額
2011-12
マジックギルバート・アリナス
ウォリアーズチャーリー・ベル
ニックスチョーンシー・ビラップスクリッパーズ2,000,032ドル
キャバリアーズバロン・デヴィス
ネッツトラヴィス・アウトローキングス12,000,000ドル
ペイサーズジェームズ・ポージー
ブレイザーズブランドン・ロイ
2012-13
76ERSエルトン・ブランドマーベリクス2,100,000ドル
ウルヴズダルコ・ミリチッチ
マーベリクスブレンダン・ヘイウッドボブキャッツ2,000,500ドル
ロケッツルイス・スコラサンズ13,500,000ドル
サンズジョシュ・チルドレス
ウィザーズアンドレイ・ブラッチ
ナゲッツクリス・アンダーセン
クリッパーズライアン・ゴメス
2013-14
レイカーズメッタ・ワールドピースニックス1,600,000ドル
ボブキャッツタイラス・トーマス
ヒートマイク・ミラー
バックスドリュー・グッデン
ラプターズリナス・クリーザ
2014-15
ブルズカルロス・ブーザーレイカーズ3,250,000ドル