ワールドシリーズで第1戦から 3連勝で世界一に王手をかけた事例は過去に 24度あり、 全チームが優勝を果たしている。 ドジャースは 4年ぶりの世界一をほぼ手中にした。
第2戦で二盗に失敗し、左肩を亜脱臼した大谷翔平は 1番指名打者で強行出場し、 3打数無安打、2死四球、1三振だった。 肩の不調は感じさせなかったが、2試合連続で無安打に封じられて精彩を欠いた。 四球、二ゴロ、空振り三振、三邪飛、死球だった。
ドジャースは一回に大谷が四球で出た後、 第1戦でサヨナラ満塁弾を放って好調のフレディー・フリーマンが右越え 2ラン本塁打を放って先制した。
三回は先頭打者のトミー・エドマンが四球で出て大谷の二ゴロで進塁した後、 ムーキー・ベッツの右前安打で生還して 1点追加した。
六回は 1死後にゲイビン・ラックスが死球で出て二盗し、キケ・ヘルナンデスが中前安打を放って 1点入れて 4-0とした。
九回の守備は 2死から 2ラン本塁打を浴びて失点したが、 リードを守って逃げ切った。
ホームで負けて崖っぷちに立たされたヤンキースは 4番のジャンカルロ・スタントンが 2安打を放って好調ぶりをみせたが、 一発は出なかった。
グレイバー・トーレス、ファン・ソト、アーロン・ジャッジの上位打線が封じられて無安打に終わり、打線がつながらなかった。