ジャッジはこれまでポストシーズン 5試合で 15打数 2安打、打率 .133と振るわずにファンも心配していたが、七回 1死一塁の 4打席目に 高めの速球を力強く叩き返して高々とあがった滞空時間の長い飛球がセンターフェンスを越えた。 超満員のスタジアムは大歓声にわき、ジャッジがホームに生還した後は安堵感に包まれた。
ヤンキースは一回に 2安打と内野手のエラーで 1点先制し、 二回には 3連打で 1点、さらにジャッジの中犠飛で 1点追加した。
五回に 1点差にされた後、六回に 2本の二塁打で 1点入れ、 七回にジャッジがダメ押しの 2ラン本塁打を放った。
先発登板したゲリット・コールは 5回途中まで 6安打 2失点 4四球 4三振だった。 勝敗はつかなかった。