ワールドシリーズ2022

UPDATED 2022/11/2

アストロズ 3勝目で世界一に王手、 ペーニャがソロ本塁打など 3安打 2打点

11月 3日 -- ワールドシリーズ・第5戦はアストロズが敵地でフィリーズと対戦し、 ジェレミー・ペーニャが四回に勝ち越しソロ本塁打を放つなど 3安打 2打点の活躍で 3-2で勝ち、対戦成績を 3-2とリードして 5年ぶりの世界一に王手をかけた。

新人のペーニャはポストシーズンに入って絶好調で アメリカンリーグ優勝決定シリーズでは最優秀選手に選ばれた。 ワールドシリーズでも全試合で安打を記録し、21打数 8安打、打率 .333とよく打っている。 この調子でいけば世界一を呼び込むラッキーボーイになりそうだ。

アストロズは一回に先頭打者のホセ・アルトゥーベが右中間フェンス直撃の三塁打で出塁し、 次のペーニャが中前安打を放って 1点先制した。

その裏にフィリーズのカイル・シュウォーバーに右越えソロ本塁打を浴びて同点にされたが、 四回に先頭打者のペーニャがカウント 2-2から甘く入ったカーブを左方向に打ち返し、 高々とあがった大飛球がフェンスを越えてソロ本塁打とし、2-1と勝ち越した。

八回にはアルトゥーベが四球、ペーニャが右前安打を放って無死一三塁にし、 ヨーダン・アルバレスが一ゴロを放った間にアルトゥーベが生還して 3-1と引き離した。

裏の守備で 2四球を与えて 1死一二塁にし、 ジーン・セグラに右前安打されて 1失点したが、 後続を三振と一ゴロに打ち取って同点を許さなかった。

九回の守備は 1死後に J.T.レアルムトに右中間に大飛球を打ち上げられたが、 中堅手のシャス・マコーミックがフェンス際で飛びついてスーパーキャッチし、ピンチを作らなかった。 次の打者に死球を与えたが、後続を遊ゴロに打ち取って逃げ切った。