新人のペーニャはポストシーズンに入って絶好調で アメリカンリーグ優勝決定シリーズでは最優秀選手に選ばれた。 ワールドシリーズでも全試合で安打を記録し、21打数 8安打、打率 .333とよく打っている。 この調子でいけば世界一を呼び込むラッキーボーイになりそうだ。
アストロズは一回に先頭打者のホセ・アルトゥーベが右中間フェンス直撃の三塁打で出塁し、 次のペーニャが中前安打を放って 1点先制した。
その裏にフィリーズのカイル・シュウォーバーに右越えソロ本塁打を浴びて同点にされたが、 四回に先頭打者のペーニャがカウント 2-2から甘く入ったカーブを左方向に打ち返し、 高々とあがった大飛球がフェンスを越えてソロ本塁打とし、2-1と勝ち越した。
八回にはアルトゥーベが四球、ペーニャが右前安打を放って無死一三塁にし、 ヨーダン・アルバレスが一ゴロを放った間にアルトゥーベが生還して 3-1と引き離した。
裏の守備で 2四球を与えて 1死一二塁にし、 ジーン・セグラに右前安打されて 1失点したが、 後続を三振と一ゴロに打ち取って同点を許さなかった。
九回の守備は 1死後に J.T.レアルムトに右中間に大飛球を打ち上げられたが、
中堅手のシャス・マコーミックがフェンス際で飛びついてスーパーキャッチし、ピンチを作らなかった。
次の打者に死球を与えたが、後続を遊ゴロに打ち取って逃げ切った。