マリナーズとの地区シリーズを 3-0で勝ち、このシリーズでも負けなかった。 ポストシーズンは 7戦全勝で絶好調。 5年ぶり 2度目のワールドシリーズ制覇に向けて視界良好だ。
第118回ワールドシリーズは 28日に開幕する。 アストロズはこの日にナショナルリーグ制覇を決めたフィリーズと対戦する。 ワールドシリーズ出場チームが同じ日に決まったのは 1992年以来、30年ぶりとなった。
ヤンキースは 13年ぶりのワールドシリーズ出場を果たせなかった。 今季は開幕から絶好調で無敵の強さを誇ったが、シーズン後半は失速して苦しんだ。 プレーオフに進んでも地区シリーズでガーディアンズに苦しめられて危うく敗退するところだった。 アストロズには歯が立たずにあっけなく終わった。
試合はヤンキースが 3-0とリードした後、 アストロズが三回に 2四球で無死一二塁のチャンスを作り、ジェレミー・ペーニャが左越え 3ラン本塁打を放って同点にした。 さらに右翼線二塁打と投強襲内野安打で 1死一三塁にし、 ユーリ・グリエルが右前安打を放って 1点勝ち越した。
ヤンキースは四回に 2死二塁からアンソニー・リゾが中前安打して 1点入れて同点にし、 六回にハリソン・ベイダーが左越えソロ本塁打を放って勝ち越した。
アストロズは七回に内野安打と二ゴロの送球エラーで 1死一二塁にし、 ヨーダン・アルバレスが右前安打を放って同点にし、 次のアレックス・ブレグマンが右前安打して逆転した。
ヤンキースは七回、八回、九回と走者を出せずに凡退して終わった。