ワールドシリーズ2020

UPDATED 2020/10/26

ドジャーズ逃げ切り勝利、 世界一に王手かける

10月 25日 -- ワールドシリーズ・第5戦はドジャーズレイズに 4-2で勝ち、対戦成績を 3勝 2敗とリードして 32年ぶりの世界一に王手をかけた。

一回に攻勢をかけ、先頭打者のムーキー・ベッツが左越え二塁打、次のコーリー・シーガーが右前安打して 1点先制した。 さらに四球とワイルドピッチで 2死一三塁にした後、 コディー・ベリンジャーが内野安打を放って 1点入れた。

二回にはジョック・ピーダーソンが中越えソロ本塁打を放って 3-0とした。

三回に 2失点した後、五回にマックス・マンシーが右越えソロ本塁打を放って引き離した。

八回の守備は 1死一二塁のピンチを作ったが、 後続を中飛、中飛に打ち取って失点しなかった。 九回も 2死後に四球を与えたが、最後の打者を三振にとった。

先発登板したクレイトン・カーショーは 6回途中まで投げて 5安打 2失点 2四球 6奪三振だった。 ポストシーズンの通算奪三振を 207に伸ばし、歴代最多記録を更新した。

レイズは四回に先頭打者のマニュエル・マーゴーが四球で出塁し、二盗、三盗を成功した後、 大きく振りかぶるカーショーの背後をついてホームスチールを敢行した。 きわどいタイミングだったが、滑り込んだ手よりもわずかにタッチが早く、アウトになって得点できなかった。

筒香嘉智はベンチスタートで八回無死一塁の場面で代打出場した。 2球目の速球を打ち上げて左飛に倒れた。

ランディー・アロサレナは 1安打 1打点だった。 今ポストシーズンで 27安打となり、歴代最多記録を更新した。