MLB地区シリーズ2006

UPDATED 2006/10/6

ズマヤ 102マイル剛速球、 松井は 3安打で汚名返上

10月 5日 -- タイガースは 3番手で登板したジョエル・ズマヤが最速 102マイルの 剛速球でヤンキース打線をねじ伏せ、勝利に貢献。 プレーオフ地区シリーズの対戦成績を 1-1とした。

タイガースは 4-3でヤンキースを下した。敵地で 1勝していい気分でホームへ戻る。 第 3戦は明日、デトロイトで開催。

ヤンキースの松井秀喜は 4打数 3安打と活躍した。 ポストシーズンに弱く、第 1戦も無安打だったが、汚名返上した。第 1打席で泳ぎながら右安打し、 第 2打席は的確にボールを捕らえて右安打。 第 3打席はニゴロで第 4打席に中安打した。

ヤンキースは 4回に松井の安打を足がかりに走者をため、 ジョニー・デイモンの 3ラン本塁打で 3-1とリードしたが、 先発登板したマイク・ムシーナが細かく失点して 7回に逆転された。

自慢の重量打線は 7回途中から登板したズマヤに手も足も出ず、得点機を作れなかった。 捕手のイヴァン・ロドリゲスが捕球できないほどの速球で、制球もよかった。

「タイガースの実力を疑っている人が多いと思う。 だから、その実力を証明する必要がある。今日は 少し証明できたと思う。 」- ズマヤ

タイガースは 9回から抑えのトッド・ジョーンズが登板し、 先頭打者の松井に打たれたが、 後続を抑えて試合を締めくくった。