両リーグ満票での選出は 2017年のコディ・ベリンジャー(ドジャーズ)とアーロン・ジャッジ(ヤンキース)以来、 6年ぶり 5度目となった。
賞は 30人の記者投票によって決定し、 キャロルは 30票で 1位選出されて 150点獲得した。 次点はメッツの千賀滉大が 71点、 3位はドジャーズのジェームズ・アウトマンが 20点だった。
キャロルは 155試合に出場して打率 .285、25本塁打、76打点、54盗塁、OPS .868を記録した。 25本塁打・50盗塁は新人選手で初の快挙だった。 ダイヤモンドバックスの新人王は初めてとなった。
ヘンダーソンは 30票で 1位選出されて 150点獲得した。 次点はガーディアンズのタナー・バイビーで 67点、 3位はレッドソックスのトリストン・カサスで 25点だった。
レッドソックスの吉田正尚は 3点獲得して 6位だった。
ヘンダーソンは150試合出場で打率 .255、28本塁打、82打点、10盗塁、OPS .814を記録した。 長打 66本は新人の球団記録となった。 オリオールズからの新人王は 1989年のグレッグ・オルソン以来、34年ぶり 7人目。