蓄積した疲労により前回登板をスキップし、2週間ぶりの登板となった。 一回を 3者凡退に打ち取った後、裏の攻撃の無死一塁で初球の甘く入った速球を 完璧にとらえて振り抜いた。右方向にあがった打球がスタンドに飛び込んだ。 飛距離 135メートル、球速 186.2キロ。打った瞬間、それと分かる一発だった。
44本塁打はマット・オルソン(ブレーブス)を 1本上回った。 2021年に作った自己最多 46本に 2本、 2000年にトロイ・グローズが作った球団記録 47本に 3本と迫った。
二回のマウンドは四球、遊飛で 1死一塁にし、次の打者をカウント 2-2とした後、 異変を訴えてベンチから監督とトレーナーが出てきた。 マウンドで言葉を交わして降板した。26球だった。
球団は「腕の疲労による降板」と発表した。
打者としても三回の 2打席目には立たずに代打を送られて退いた。
試合はレッズが 9-4で勝った。大谷に勝敗はつかなかった。 10勝 5敗、防御率 3.14。
エンゼルスは 3連敗で 61勝 66敗となった。借金 5は今季最多。 レッズは 2連勝で 66勝 61敗。
#大谷翔平
— TSP SPORTS (@tspspo) August 24, 2023
メジャー単独トップ 44号 2ラン本塁打
腕に疲労で 2回途中で緊急降板https://t.co/1DIlC5k5dy#MLB #メジャーリーグ
レッズ 9 - 4 エンゼルスhttps://t.co/QSaG7gdas9pic.twitter.com/Obhv3RsYrJ