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UPDATED 2023/8/4

大谷 右手痙攣で 4回緊急降板、 それでも弾丸 40号ソロ本塁打放つ

8月 3日 -- エンゼルス大谷翔平がホームのマリナーズ戦に 2番ピッチャーの「二刀流」で出場し、 右手に痙攣をおこして 4回で降板したが、八回に 6試合ぶりの 40号ソロ本塁打を放った。

メジャー初完投・初完封を達成した先月 27日のタイガース戦から中6日で登板した。 毎回走者を出して苦しい投球が続いたが、失点しなかった。 4回を投げ終えた後、ベンチでトレーナーを呼んで右手の状態を診た。 続投不可能と判断して降板した。

59球で 3安打無失点 1四球 4奪三振だった。勝敗はつかずに 9勝 5敗、防御率 3.32。

打者では 2打数 2安打 1打点 1四球 1申告敬遠、1盗塁だった。 8試合連続安打で複数安打は 2試合連続となった。打率をアメリカンリーグ 3位の .310にあげた。 申告敬遠は 3試合ぶり。

右前安打、四球、申告敬遠の後、八回 1死走者なしの 4打席目にカウント 2-2から内角速球を鋭いスイングで完璧にとらえた。 右方向に飛んだ弾丸ライナーがフェンスを越えた。 飛距離 119メートル、球速 172キロの一発だった。

40本塁打は両リーグ最多で 2位のマット・オルソン(ブレーブス)との差を 3本にひろげた。 82打点は同 3位、OPS 1.098は同 1位。

試合はマリナーズが 5-3で逆転勝ちした。

八回までエンゼルスが 3-1でリードしたが、九回にカーロス・エステベスがガデ・マーロウに右越え 2号満塁本塁打を浴びた。