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UPDATED 2023/7/8

大谷 5試合ぶり 32号 2ラン本塁打、 3安打 3打点で打率 3割回復

7月 8日 -- エンゼルス大谷翔平が敵地のドジャーズ戦で 5試合ぶりの 32号 2ラン本塁打を放った。

1番指名打者で出場して 4打数 3安打 3打点だった。 単打、三塁打、本塁打と放ってサイクル安打に王手をかけたが、二塁打は出なかった。 複数安打は 9試合ぶりとなった。3打点は先月 12日のレンジャーズ戦以来、今季 5度目。 打率 .302にあげて 3試合ぶりに 3割を回復した。

32本塁打は両リーグ 1位。 2位のマット・オルソン(ブレーブス)との差を 3本にひろげた。 71打点は同 2位タイ、6三塁打は同 1位、OPS 1.050は同 1位。

一回先頭打者の 1打席目は初球の外角低め速球を打ち返して中前安打。

三回 1死走者なしの 2打席目はカウント 1-1から高め速球を力強く打ち返して鋭い打球が右中間を破り、俊足を飛ばして三塁打にした。

六回先頭打者の 3打席目は 2球目の内角高めカッターを打ち上げて中飛。

七回 2死一塁の 4打席目は 2球目の低めスライダーを完璧にとらえて振り抜き、 センター方向に上がった大飛球がフェンスを越えた。 飛距離 132メートル、球速 169.3キロの一発だった。

九回 1死満塁の 5打席目は初球の甘く入ったカッターを打ち上げ、左犠飛で 1打点あげた。

試合はドジャーズが 10-5で勝った。4連勝で 51勝 38敗となった。 ナショナルリーグ西地区 2位。

エンゼルスは今季最長の 5連敗で 45勝 46敗となった。オールスター前の最終戦を落として借金を作ってシーズン前半戦を折り返すことになった。