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UPDATED 2023/6/10

大谷「二刀流」失点の後に自ら同点弾、 3試合ぶり 17号 2ラン本塁打

6月 9日 -- エンゼルス大谷翔平がホームのマリナーズ戦に 2番ピッチャーの二刀流で出場し、一回に失点した後、三回に自ら 17号 2ラン本塁打を放って同点にした。

一回のマウンドで先頭打者に四球を与え、三振で 1死にした後、 ジャレッド・ケレニックに甘く入ったスイーパーを打ち返された。右中間越え 11号 2ラン本塁打で失点した。

一回裏の 1打席目はカウント 2-2からチェンジアップを凡打したが、 俊足を飛ばしてセーフになり、内野安打にした。

二回と三回を無失点におさえた後、 三回裏 1死走者なしの 2打席目に 2球目の真ん中チェンジアップを完璧にとらえてセンター方向に大飛球を打ち返し、フェンス越えにした。 飛距離 134メートル、球速 181.6キロの特大弾だった。

17本塁打はアメリカンリーグ 2位タイとなり、 最多のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)に 2本差に接近した。

エンゼルスは四回に 1点追加して勝ち越したが、 五回に大谷が四死球を与えて走者をため、中前適時打を浴びて 1失点して同点にされた。 大谷はその回までで降板した。

五回裏の打席は 2死一塁で初球の甘め速球を左方向に鮮やかに打ち返して二塁打にした。 前回の登板に続いてサイクル安打に王手をかけた。 走者は三塁にとまり、次の打者が三振して勝ち越せなかった。