マレーシアGP
|
【特徴】
赤道直下のため、高い気温と路面温度が大きく影響する。
スコールに襲われることが多く、
波乱が起こりやすい。
【開催】
1999年に
マレーシア・クアラルンプール近郊の
スランゴール州セパンにある「セパン・サーキット」で
初開催され、以降すべて「セパン・サーキット」で
行われている。
【サーキット】
「セパン・サーキット」は
F1開催のためにマレーシア政府が出資して建設された。
設計はヘルマン・ティルケが担当した。
ホームストレートは 927.543m。
マレーシアの国産車プロトンの歴史などを展示した自動車博物館が併設されている。
【2013年】
ポールスタートのベッテル(レッドブル)が 5周目にタイヤ交換して 2位に後退したが、
46周目に同僚のウェバーを抜いて先頭に立ち、優勝した。アロンソ(フェラーリ)は 1周目に
ベッテルと接触してフロントウィングを破損し、2周目のメインストレートでウィングを落としてリタイアした。
【2012年】
降雨により、9周目に赤旗中断となった。再開後は
フェラーリのアロンソが先頭に立って優勝した。
ザウバーのペレスは自己最高の 2位に入った。
【2011年】
レッドブルのベッテルがポールスタートから首位を守って勝利した。
2番グリッドだったマクラーレンのハミルトンは終盤に速度が落ち、
ピット作業を行って 7位に終わった。さらにレース後に 20秒加算のペナルティを受けて 8位に降着した。
【2010年】
スタート直後に先頭に立ったレッドブルのベッテルが首位を守って勝利した。ポールスタートだった
同僚のウェバーは最初の第 1コーナーで 2位に下がり、結局 2位で終えた。レッドブルが 1-2フィニッシュした。
【2009年】
決勝レースはドライコンディションで始まったが、途中から豪雨となり、
32周目に安全のためにセーフティカーが導入された。
それでもコースアウトするマシンが出たために 33周目に赤旗となり、中断した。
40分後に続行不能と判断されてレース終了となった。
セーフティカーが入る前の 31周終了時点の順位でレースが確定した。
規定周回の75%を満たしていないため、ポイントは半分となった。
これは 1991年の第16戦オーストラリアGP以来、18年ぶり 5回目となった。