バーレーン ＧＰ

【砂漠】
サーキットは砂漠に囲まれ、高熱と砂塵が最大の敵となる。タイヤにとって過酷なレースになる。 コーナーで横滑りしてコースアウトするマシンが続出する。

【初開催】
2004年にＦ１初開催。バーレーン政府が 1.5億USドルを投じてサーキットを建設した。 当初はシーズン終盤に開催される予定だったが、イスラム教の断食月ラマダンと重なるため、シーズン序盤の開催となった。

【サーキット】
サヒールの「バーレーン国際サーキット」は 2010年にコースレイアウトが変更され、1周が 5,411mから 6,299mに延長されたが、不評だったため、2012年から元に戻された。 中東で始めてＦ１が開催されたサーキット。

【開幕戦】
2006年はオーストラリアGPがコモンウェルスゲームズ（英連邦大会）開催の関係で 4月に移動したことから、 バーレーンGPが開幕戦となった。2010年に 2度目の開幕戦を開催することになった。

【2013年】
ベッテル（レッドブル）が 3周目に先頭に立ち、優勝した。 アロンソ（フェラーリ）は走行中に DRS不調を起こし、8位に終わった。

【2012年】
反政府デモが続き、厳戒態勢で開催された。 ポールポジションからスタートしたレッドブルのベッテルが 1位を守って優勝した。 ロータスはライコネンが 2位、グロージャンが 3位に入った。

【2011年 中止】
開幕戦として決勝レースが 3月 13日に予定されていたが、 2月に起こった反政府デモにより、安全が確保できないとして 2月 21日に中止が決定した。 6月になって 10月 30日に決勝レースを開催することが一時決まったが、結局中止された。

【2010年】
フェラーリが 1-2フィニッシュを決めた。

【2009年】
予選でトヨタが最前列を独占した。