打線がチャンスを生かせずに先制できず、先発登板した佐々木朗希(ロッテ)が四回に 3ラン本塁打を浴びて失点し、 苦戦を強いられた。
七回に吉田正尚(レッドソックス)が技ありのライトポール際への 3ラン本塁打を放って同点にしたが、直後の八回に 2失点して勝ち越された。
その裏に一死二三塁のチャンスを作り、代打の山川穂高(西武)が犠飛を放って 1点返したが、 後続が打ち取られて追いつけなかった。
九回は先頭打者の大谷翔平(エンゼルス)が二塁打を放って望みをつなぎ、続く吉田が四球を選んで一二塁とした。
続く村上は大会を通じて打撃不振が続いていたが、敗退の危機に直面した勝負所で三冠王の意地を見せた。 カウント 1-1から甘く入った速球を鮮やかに打ち返し、センターフェンスを直撃して 2走者が生還し、劇的な幕切れとなった。
日本は明日の決勝で 3大会ぶり 3度目の優勝をかけてアメリカ合衆国と対戦する。
#村上宗隆、九回逆転サヨナラ二塁打を放って日本がメキシコに劇的勝利。WBC 3大会ぶり決勝進出。https://t.co/rGRAZbAAOp#WBC #侍ジャパン
— TSP SPORTS (@tspspo) March 21, 2023
第5回WBC試合結果・トーナメント表https://t.co/8VIwjdHDae
村上 サヨナラ二塁打pic.twitter.com/W49aMx9qtK