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UPDATED 2023/3/21

村上が九回逆転サヨナラ二塁打、 日本劇的勝利でWBC決勝進出

3月 20日 -- 第5回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)準決勝は日本がメキシコと対戦し、 九回裏に村上宗隆(ヤクルト)が逆転サヨナラ二塁打を放って 6-5で勝ち、3大会ぶりの決勝に進んだ。

打線がチャンスを生かせずに先制できず、先発登板した佐々木朗希(ロッテ)が四回に 3ラン本塁打を浴びて失点し、 苦戦を強いられた。

七回に吉田正尚(レッドソックス)が技ありのライトポール際への 3ラン本塁打を放って同点にしたが、直後の八回に 2失点して勝ち越された。

その裏に一死二三塁のチャンスを作り、代打の山川穂高(西武)が犠飛を放って 1点返したが、 後続が打ち取られて追いつけなかった。

九回は先頭打者の大谷翔平(エンゼルス)が二塁打を放って望みをつなぎ、続く吉田が四球を選んで一二塁とした。

続く村上は大会を通じて打撃不振が続いていたが、敗退の危機に直面した勝負所で三冠王の意地を見せた。 カウント 1-1から甘く入った速球を鮮やかに打ち返し、センターフェンスを直撃して 2走者が生還し、劇的な幕切れとなった。

日本は明日の決勝で 3大会ぶり 3度目の優勝をかけてアメリカ合衆国と対戦する。