8月のパリ五輪終了後に池田太監督が退任し、 新監督が決まらないまま、2011年の女子ワールドカップで優勝に導いた佐々木則夫臨時監督が 8年ぶりに指揮した。
「4-4-2」布陣を敷き、 ツートップに田中美南と清家貴子、 左に中嶋淑乃、右に藤野あおば、 中央に長野風花と長谷川唯、 左サイドバックに北川ひかる、右サイドバックに守屋都弥、 センターバックに熊谷紗希と南萌華、 キーパーに山下杏也加が先発した。
開始からボールを支配して主導権を握って進め、 31分に清家がペナルティーエリア右でパスを受けてシュートしたが、 右ポストを強打して跳ね返されて決められなかった。
直後の 32分にに右コーナーキックを得てゴール前にあげ、 北川がニアポストに走り込んで頭であわせ、先制した。
34分には左サイドの深い位置でボールを奪ってゴール前につなぎ、 最後に藤野が蹴り込んだ。
37分には中央で縦にパスをつないで田中に渡り、 キーパーと 1対1になって左足で決めた。
56分には守屋が右からゴール前に流し込み、後半から出場した 19歳の谷川萌々子が 右足であわせて決めた。