J2勢の優勝は 11年ぶりとなった。決勝がPK戦にもつれ込んだのは史上 2度目。
開始から広島に攻め込んだが、先制できなかった。 甲府は徐々に盛り返して 26分に左ショートコーナーからパスをつないでゴール前に送り、 三平が左足であわせて先制した。
後半は広島が選手交代を行って攻勢をかけ、84分にペナルティーエリア左でパスを受けた川村が角度のないところから左足を振りぬいて決め、1-1にした。
延長は広島が押し続け、115分に甲府の山本がペナルティーエリア内でハンド反則を犯してPKを獲得した。 満田がキックしたが、GK河田の好守に阻まれて勝ち越せなかった。 1-1で 120分を終了した。
PK戦は先攻の広島が 4人目で失敗した。 後攻の甲府は 5人すべて成功して優勝を決めた。
甲府は来季アジア・チャンピオンズリーグの出場権を獲得した。