クリッパーズはハーデン、P.J.タッカー、フィリプ・ペトルセフを獲得し、 76ERSはマーカス・モリス、ロバート・コビントン、ニック・バトゥム、KJ・マーティン、さらに 2028年のドラフト 1巡指名権と 2巡指名権、2029年のドラフト指名権を獲得する。
また、76ERSは登録選手枠を空けるためにダニー・グリーンを解雇した。
ハーデンは76ERSの待遇と戦略方針に不満を持ち、6月に球団に対してトレードを要求していた。 8月には球団オーナーを「嘘つき」と批判して罰金処分を受けていた。 プレシーズンはチームから距離を置いて練習に参加していなかった。 開幕後も試合を欠場していた。
クリッパーズはカワイ・レナード、ポール・ジョージ、ラッセル・ウェストブルックの 3枚看板がおり、そこに 4枚目としてハーデンが加わることなった。
ハーデンは 2009年のドラフト 1巡 3位指名でサンダーに入団し、 2012年 10月にロケッツ、2021年 1月にネッツ、2022年 2月に76ERSにいずれもトレードで移籍した。 2018年から 3年連続得点王となり、2018年に年間最優秀選手(MVP)に選ばれた。 14シーズンの通算成績は平均 24.7点、7.0アシスト 5.6リバウンド。