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UPDATED 2022/6/10

大谷「二刀流」炸裂で連敗ストップ、 7回 1失点で 4勝目・12号 2ラン本塁打

6月 9日 -- エンゼルス大谷翔平がホームのレッドソックス戦に 2番ピッチャーの「二刀流」で出場し、 12号 2ラン本塁打を放ってリードし、7回を投げて 4安打 1失点 2四球 6奪三振で勝ち投手になった。

エンゼルスは連敗を 14で止め、長いトンネルを抜けた。

大谷は打者で 4打数 2安打 2打点 2三振だった。打率 .247となった。 本塁打は先月 29日のブルージェイズ戦以来 10試合ぶりとなった。

三振、三振と倒れた後、五回 1死一塁の 3打席目に高めの甘い速球をフルスウィングで打ち返し、大飛球がセンターのフェンスを越えた。 飛距離 120メートル、球速 168キロの一発だった。

七回先頭打者の 4打席目は高めスライダーを鋭く引っ張って右前安打にした。

投手ではスプリッターの切れ味がよく、要所で決まってピンチをひろげずに打ち取った。 二回には折れたバットの直撃を受けそうになり、ヒヤリとさせたが、 身体をかすめて逸れ、大惨事を免れた。

一回は三者凡退。二回は先頭打者に左中間二塁打を浴びたが、 後続を二ゴロ、遊ゴロ、三振にとった。

三回も先頭打者に左前安打されたが、 後続を三ゴロ、中飛、三振にとった。

四回は三者凡退。 五回は先頭打者から四球、左前安打、中犠飛で 1失点した。 後続は二ゴロ、二ゴロに打ち取った。

自らの一発で 2-1と逆転した六回は 1死後に右翼線二塁打を浴びたが、 後続を三振、四球、遊ゴロに打ち取って失点しなかった。

リードを 5-1とひろげた七回は三者凡退。

今季最多の 100球を投げた。4勝 4敗、防御率 3.64。

エンゼルスは 5-2で勝った。

レッドソックスの沢村拓一は六回無死一二塁で 2番手として登板し、 三ゴロと三振で 2死にした後、アンドリュー・ベラスケスに右越え 3号 3ラン本塁打を浴びて失点した。 次の打者は一邪飛に打ち取った。 17球だった。勝敗はつかずに防御率 3.10。