11戦ぶり今季 8勝目となった。 総合 393ポイントに伸ばし、2位ノリス(マクラーレン)との差を 62にひろげた。 残り 3戦で総合 4連覇に近づいた。
レースはウェットコンディションで始まり、全車が浅溝のインターミディエイト・タイヤを装着した。 午前の予選でクラッシュしたアルボン(ウィリアムズ)とストロール(アストンマーティン)はマシンの準備ができずに欠場した。
フェルスタッペンはロケットスタートを決めて 1周目に 11位にあがり、 その後もすいすいと抜いて順位をあげ、29周目に 2位になった。
30周目に雨が強くなってセーフティーカーが導入され、その間にコラピント(ウィリアムズ)がスピンしてバリアに突っ込み、マシンを止めた。 これによって赤旗中断した。
再開後は 40周目にサインツ(フェラーリ)がスピンしてバリアに突っ込み、止まった。 再度セーフティーカーが導入され、43周目の再開時にフェルスタッペンが前のオコン(アルピーヌ)を抜いて先頭に立った。
その後はフェルスタッペンが快走して後続を引き離してフィニッシュした。
アルピーヌはオコンが 2位、同僚のガスリーが 3位に入り、同時表彰台に立った。
角田裕毅(RB)は 3番グリッドからスタートし、 レース前半は 3位を守って走行したが、赤旗再開後は 8位に下がり、順位を上げられずにフィニッシュした。 7位のピアストリ(マクラーレン)が接触事故によって 10秒ペナルティを受けて降着したため、 角田が 7位に繰り上がった。
ポールポジションからスタートしたノリスは 6位に終わった。