フェラーリの母国イタリアで鮮やかに勝利し、地元の観衆は大いに沸いた。 ルクレールは自身の母国となるモナコGP以来、今季 2勝目となった。
4番グリッドから好スタートを切って 1周目に 2位にあがり、 15周目にタイヤ交換を行って 7位に下がったが、 2度目のタイヤ交換はせずに 39周目に先頭に立った。 そのままタイヤの劣化をものともせずに最後まで走り切った。
好調のマクラーレンはポールポジョンのノリスが 1周目に 3位下がり、 2番グリッドのピアストリが先頭に立った。23周目にはピアストリとノリスのワンツー体勢を築き、そのままフィニッシュするように見えたが、思いがけない刺客に切り裂かれた。
2回目のタイヤ交換を行った後、ルクレールを猛追したが、追いつけずに終わった。 ピアストリが 2位、ノリスが 3位だった。
レッドブルは低調でフェルスタッペンが 6位、ペレスが 8位にとどまった。 メルセデスはハミルトンが 5位、ラッセルが 7位。
角田裕毅(RB)は 16番グリッドからスタートして 15位を走行したが、 5周目にヒュルケンベルグ(ハース)に追突される事故を起こし、19位に後退した。 8周目にピットに戻り、リタイアした。