ラッセルは 6番グリッドからスタートして 1周目に 5位にあがった。 10周目にタイヤ交換して後退したが、その後はタイヤ交換せずに順位をあげていき、 31周目に先頭に立ってフィニッシュした。
表彰台の中央に立って祝福された後、悲報を受けた。
マシンの最低重量は 798.0kgと規定されているが、 車検でラッセルの車両重量は 796.5kgであると確認された。 規定を下回ったため、失格とされた。
チーム監督のトト・ウルフはチームによる凡ミスであると認めた。 今季 2度目の優勝を逃したラッセルに謝罪したという。
ハミルトンは 3番グリッドからスタートして 1周目に 2位にあがり、 3周目にポールスタートのルクレール(フェラーリ)を抜いて先頭に立った。 その後は 2度のタイヤ交換によってラッセルに先頭を明け渡して 2位で終えた。 繰り上げによってイギリスGP以来、今季 2度目の優勝を果たした。
マクラーレンはピアストリが 2位、ノリスが 5位。 フェラーリはルクレールが 3位、サインツが 6位。 レッドブルはフェルスタッペンが 4位、ペレスが 7位だった。
RBは角田裕毅が最後尾からスタートして前回のハンガリーGPで成功した 1ストップ作戦を再び採用して入賞を狙ったが、 順位を上げられずに 17位に終わった。