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UPDATED 2024/7/1

オーストリアGPラッセルが棚ぼた勝利、 フェルスタッペンとノリスが接触事故で後退

6月 30日 -- 第11戦オーストリアGP決勝レース 71周は 64周目に先頭を争ったフェルスタッペンレッドブル)と ノリスマクラーレン)が接触事故を起こして後退し、 ラッセルメルセデス)が 2年ぶりの優勝を果たした。

フェルスタッペンがポールポジションから好発進して先頭を走ったが、 終盤はリードを保てなくなり、2番グリッドのノリスが接近してきわどい勝負となった。 52周目に両者が同時にタイヤ交換を行い、そこからノリスがアタックを開始して ターン3、ターン4で抜きにかかり、フェルスタッペンにプレッシャーをかけた。

64周目はターン3でノリスが外側から並びかけ、 フェルスタッペンが押し出すように接触して 2台ともコース外にオーバーランした。 フェルスタッペンが左リアタイヤを破損し、 ノリスも右リアタイヤを破損して順位を落とした。

フェルスタッペンはピットに戻ってタイヤ交換してコースに復帰したが、 ノリスは復帰できずにリタイアした。

この事故によって 3番グリッドからスタートしたラッセルが先頭に立った。 後方ではピアストリ(マクラーレン)がサインツフェラーリ)を抜いて 2位にあがり、 ラッセルを追走したが、追いつくことができずにラッセルが逃げ切った。

ラッセルの優勝は 2022年 11月のブラジルGP以来、2年ぶり 2度目となった。

同僚のハミルトンは 4位。フェルスタッペンは 5位で終えた。

RBリカルドが 9位に入賞し、角田裕毅は 14位に終わった。

ハースはヒュルケンベルクが 6位、マグヌッセンが 8位で今季 2度目のダブル入賞を果たした。