レースはスタート直後にペレス(レッドブル)がマグヌッセン(ハース)と接触して側壁に激突し、 マシンを大破させる事故が発生し、1周目で赤旗中断となった。
ペレスにケガはなく自力で降車した。ヒュルケンベルグ(ハース)はペレスのマシンに巻き込まれて走行できなくなり、マグヌッセンとともにリタイアした。
また、アルピーヌのオコンは同僚のガスリーと接触事故を起こしてマシンを破損し、リタイアした。
4台が離脱し、残り 16台はほとんどがタイヤ交換を行って再スタートした。 抜きにくいサーキットで各チームともタイヤ交換せずに完走しようという戦術をとり、 タイヤが傷まないようにスピードを緩めての低速走行で進んだ。
激しいバトルは起こらずに各車が順位を守って走り、レース後半にタイヤ交換するマシンが数台あったが、順位変動に影響はなく、終了した。
ルクレールがポールポジションから先頭を守って走り切った。 優勝は 2022年 7月のオーストリアGP以来、2年ぶりとなった。
ピアストリ(マクラーレン)が 2位、サインツ(フェラーリ)が 3位、ノリス(マクラーレン)が 4位。 フェルスタッペン(レッドブル)は 6位だった。 角田裕毅(RB)は 8位に入賞した。