マクラーレンの新人ピアストリはポールポジションから好発進した後、2位に下がったが、 後半に順位を回復して初優勝した。
夜 8時開始、天候は晴れ。ドライコンディションで行われた。
タイヤ選択がソフトとミディアムに分かれ、前半はソフトタイヤ勢が有利に進めた。 ミディアムを選んだピアストリは苦戦して 3周目にソフトのラッセル(メルセデス)に抜かれて後退した。
次第にソフトのタイムが伸びなくなり、後半はミディアム勢が反撃した。 ピアストリは 11周目のホームストレートでラッセルを軽々と抜いて先頭に立った。 その後は後続を引き離してフィニッシュした。
ミディアムのフェルスタッペンは 3番グリッドからスタートに失敗して 5位に下がったが、 後半に順位をあげていき、 15周目にラッセルを抜いて 2位にあがった。
7ポイントを加算して今季 407ポイントとし、総合優勝を決めた。
ミディアムのノリス(マクラーレン)も 2番グリッドからスタートで出遅れて 6位に落ちたが、後半に順位をあげて 3位に入った。
角田裕毅(アルファタウリ)は 18番グリッドからスタートして後方を走行し、12位で終えた。 同僚の新人ローソンはスタート直後のコーナーでスピンアウトしてリタイアした。