ドライコンディションでスタートしたが、空が雨雲に覆われ、1周目に雨が降り始めた。
フェルスタッペンはポールポジョンから好発進したが、 2周目にインターミディエイト(浅溝)タイヤに履き替えるためにピットに戻り、 5位に下がった。
そこから圧倒的なスピードで順位を回復していき、 12周目にソフトタイヤに履き替えて先頭に立った。
その後は独走して後続を引き離した。終盤は雨が激しくなって赤旗中断したが、 再開後も先頭を守って走り切った。
今季 11勝目で総合 339ポイントにのばした。 9連勝はベッテルの記録に並んだ。
アロンソ(アストンマーティン)は 5番スタートから好発進して 3位を走行した。 終盤のタイヤ交換で順位をあげて今季 3度目の 2位に入った。
ペレス(レットブル)は 3位で終えたが、 ピットレーンの速度違反で 5秒加算ペナルティを受けて 4位に降着した。
ガスリー(アルピーヌ)が繰り上げとなり、2021年 6月のアゼルバイジャンGP以来、2年ぶりの 3位表彰台に立った。
角田裕毅(アルファタウリ)は 17番グリッドからスタートして 47周目に 4位まで順位をあげたが、そこから順位を下げていき 13位で終えた。 ラッセル(メルセデス)との接触事故により、5秒加算ペナルティを受けて 15位に降着した。