雨上がりのウェットコンディションで始まり、Q1は全車がインターミディエイト(浅溝)タイヤを装着してアタックした。 周回を重ねるにつれて路面状況が改善し、タイムが伸びて行った。
アルファタウリは角田裕毅が 9番手でQ2に進んだ。 リカルドは前日のフリー走行で側壁に突っ込んで左手を骨折し、欠場した。 新人のローソンが代役を務めて出走したが、最後尾の 20番手となって敗退した。
Q2はハミルトン(メルセデス)が角田からの走路妨害を受けてタイムを伸ばせずに敗退した。 角田は 14番手だったが、この走路妨害にって 3グリッド降格のペナルティを受けた。
Q3は全車がソフトタイヤでアタックに出たが、サージェント(ウィリアムズ)がスピンしてグラベルにつかまり、残り 8分で赤旗中断となった。
再開後もルクレール(フェラーリ)がオーバーランして側壁に突っ込んで止まり、 残り 4分で赤旗中断となった。
再開後はフェルスタッペンが 1分 10秒 567の好タイムを叩きだしてトップに立ち、スタンドを埋めた大観衆は歓喜した。後続車がタイムを更新できずにポールポジションを決めた。