レースは雷雨によって定刻に開始できず。約 1時間遅れてスタートした。
路面に雨水が残り、全車がインタミディエイトタイヤを装着した。 レースペースが上がらずに予定していた 61周を消化できなかった。 規定によって 2時間で終了した。
ペレスは 2番グリッドからロケットスタートを決めてポールポジョンのルクレール(フェラーリ)を抜いて 1コーナーで先頭に立った。
その後はタイヤをいたわりながら慎重に走行を続けて先頭を守った。 濡れた路面によって事故を起こすマシンが続出し、 セーフティーカーとバーチャルセーフティーカーの出動が多くなり、 ペレスはそのタイミングをうまく生かしてスリックタイヤへの交換を行い、タイムロスを少なくした。 2位のルクレールを抑えて最後まで走り切って優勝した。
同僚のフェルスタッペンは 8番グリッドから 5位に順位をあげたが、40周目に無理な追い越しをかけてコースを外れ、順位を下げた。 7位で終えた。
フェラーリはルクレールが 2位、サインツが 3位に入った。 マクラーレンはノリスが 4位、リカルドが 5位と善戦した。
メルセデスは苦戦し、ハミルトンがコーナーを曲がりきれずにフェンスに突っ込む事故を起こして後退し、9位。 ラッセルは早めのスリックタイヤ交換が上手くいかずに 14位に終わった。
角田裕毅(アルファタウリ)は 36周目にオーバースピードでコーナーを曲がれずにバリアに突っ込んでマシンを止め、リタイアした。
同僚のガスリーは 10位に入賞した。