フェルスタッペンはスタートから圧倒的な速さをみせ、1周目で 4位にあがり、2周目で 3位、5周目で 2位にあがった。
12周目にはベッテル(アストンマーティン)がエンジン不良によってコース脇にマシンを止めてリタイアし、バーチャルセーフティーカーが導入された。 このタイミングで先頭のルクレールはタイヤ交換して下がり、フェルスタッペンが先頭に立った。
フェルスタッペンは 26周目にタイヤ交換して一時的に 2位に下がったが、 34周目にルクレールがタイヤ交換したことで先頭に復帰した。
47周目にリカルド(マクラーレン)がコース脇にマシンを止めてリタイアし、 セーフティーカーが導入されてフェルスタッペンとルクレールはタイヤ交換した。 セーフティーカー先導のまま周回を重ね、レースは再開されずにそのままフィニッシュした。
フェルスタッペンは 5連勝で今季 11勝目となった。 総合ポイントを 335に伸ばして総合 2連覇に近づいた。
同僚のペレスは 6位だった。
母国となったフェラーリはルクレールが 2位、サインツが 4位。 メルセデスはラッセルが 3位、ハミルトンが 5位。
ウィリアムズはアルボンが虫垂炎を手術して欠場し、 新人のニック・デフリースが代役を務めてF1デビューを果たした。 堂々の走りで 9位に入賞を果たした。