5戦連続のポールポジションがかかっていたルクレール(フェラーリ)はパワーユニット(PU)交換によるペナルティーでグリッド降格が決まっていたので無理をしなかった。 Q2以降は出走しなかった。角田裕毅(アルファタウリ)も PU交換でグリッド降格が決まっていたので無理しなかった。 4周のみの走行にとどまった。
Q1は雨が降る中ではじまり、全車がフルウェットタイヤを装着して出走した。 ガスリー(アルファタウリ)が伸びずに敗退し、 成績不振によりこのレース限りでのドライバー交代がささやかれているラティフィ(ウィリアムズ)もまったくタイムが伸びずに敗退した。
Q2は雨が上がって路面が乾いていき、全車がインターミディエイトに履き替えた。 アルファロメオはボッタスが敗退し、周冠宇は初のQ3進出を果たした。
ハースは好走し、今季初めて 2台がQ3に進んだ。
Q3は残り 8分でフェルスタッタペンが 1分 22秒 701を叩きだしてトップに立った。 後ろはサインツ(フェラーリ)、アロンソ、 ミック・シューマッハ(ハース)、ラッセル(メルセデス)、ハミルトン(メルセデス)と続いた。
フェルスタッペンは残り 2分で 1分 21秒 620を出してタイム更新し、 さらにセッション終了の最後のアタックで 1分 21秒 299を叩きだしてポールポジョンを決めた。
サインツは 1分 22秒 096でフェルスタッペンに届かず。 アロンソが 1分 21秒 944の好タイムを出してサインツの前に出て 2番グリッドを決めた。サインツは 3番手。
ハミルトンは今季最高の 4番手につけた。 ハースは善戦してマグヌッセンが 5番手、ミック・シューマッハが自己最高の 6番手となった。