天候は快晴。気温が上昇して路面温度は 50度を超え、マシンに過大な負荷がかかり、トラブルが続出した。
ルクレールは好スタートを切って先頭を順調に走行したが、 27周目にエンジン不良を起こしてスローダウンし、ピットに戻ってマシンを停めた。今季初のリタイアとなった。
フェルスタッペンは 2位を走行したが、9周目にターン4で突風にあおられてオーバーランし、4位に後退した。 その後はDRSの不調が起こり、フラップが開いたり開かなかったりして思うように走行できずに苦戦した。
それでもレッドブルはルクレールがリタイアしたことで 36周目にワンツー体勢をつくり、 フェルスタッペンがペレスの前に出てフィニッシュした。
レッドブルのワンツーフィニッシュは今季 2度目となった。
フェルスタッペンは 3連勝で今季 4勝目となった。 総合ポイントを 110に伸ばし、首位に躍り出た。
マシンのアップデートによって車体が激しく上下するポーパシングの解消に成功したメルセデスはラッセルが 3位、ハミルトンが 5位に入った。
フェラーリのサインツは 4位だった。