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UPDATED 2022/4/25

エミリアGPフェルスタッペン優勝、 レッドブル 6年ぶりワンツー・フィニッシュ

4月 24日 -- エミリアロマーニャGP決勝レース 63周は ポールポジションから好発進したレッドブルフェルスタッペンが先頭を快走して優勝した。

母国GPとなったフェラーリは 2番グリッドのルクレールがスタートで出遅れて 3位に下がり、 終盤はファステストラップを狙ってソフトタイヤに履き替える戦術を取ったが、裏目に出てスピンし、順位をさげた。 6位に終わった。

同僚のサインツは 1周目のターン2でリカルドマクラーレン)と接触事故を起こしてコースアウトし、復帰できずにリタイアした。

ペレス(レッドブル)は 3番グリッドから好発進して 1周目に 2位にあがり、 2位で終えた。レッドブルは 2016年 10月のマレーシアGP以来のワンツーフィニッシュを決めた。

メルセデスはラッセルが善戦して 4位に入り、ハミルトンは 13位に沈んだ。

角田裕毅アルファタウリ)は今季自己最高の 7位に入った。

レースは路面に雨が残るウエットコンディションで始まった。 全車がインターミディエイト・タイヤを装着してスタートした。 晴れていたが、30分後に雨が降り出すという予報が入り、難しい判断を迫られる状況で進んだ。

結局、雨は降らずに路面は乾いていき、全車が溝なしのスリック・タイヤに履き替えた。

レース終盤は 50周目に 3位のルクレールがファステストラップを狙ってソフトタイヤに履き替え、これを見て前を走るレッドブルの 2台もソフトタイヤに履き替えた。

ルクレールは 53周目のターン15で縁石に乗り上げてコースアウトし、 タイヤバリアに衝突してフロントウイングを破損させた。 ピットに戻って交換し、順位をさげた。

レッドブルの 2台は順調に走り、フェルスタッペンがファステストラップを獲得した。

フェルスタッペンは今季 2勝目をあげ、総合ポイントを 59にのばした。2位に浮上した。 ルクレールは 86ポイントで首位を守った。