モナコGP
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【開催】
1929年から開催され、第二次世界大戦の中断期を除いて毎年開催されてきた。
F1の華やかさと気高さを象徴する名物レース。
【伝統】
レースウィークにはモナコ大公主催のパーティが開かれ、
ドライバーやチーム関係者をはじめ、世界中のセレブが出席する。
通常のレースウィークと異なり木曜日にフリー走行が行われ、金曜日は公道が開放される。
【レース】
チェッカーフラッグの起源となったレースである。
当時は市松模様ではなく、旗を 4つ割にした白・黒模様だった。
インディ500、ル・マン24時間レースと並び「世界3大レース」の1つ。
【サーキット】
市街地コースの中でも特にコースの幅が非常に狭く、直線が少ないためエンジンパワーよりも
マシンバランスが重要になる。ドライバーには高い技術力と集中力が要求される。
追い抜きが困難で、予選でのポジションが重要になる。
【2013年】
クラッシュが多発して荒れたが、ポールポジションから好発進したロズベルグ(メルセデス)はトラブルに巻き込まれずに
先頭を走り、優勝した。
【2012年】
レッドブルのウェバーがポールポジションから好発進し、
一時 2位に下がったが、48周目に先頭に立って優勝した。
【2011年】
レッドブルのベッテルが
ポールスタートから一時 2位に後退したが、セーフティカー導入時に 1位に立ち、そのまま走りきって勝利した。
ザウバーの小林可夢偉は 13番グリッドから
積極的な走りで順位をあげ、自己最高の 5位で終えた。
【2010年】
セイフティーカーが 4回導入されて荒れたが、レッドブルのウェバーがポールスタートからトップを守って勝利した。
同僚のベッテルは 3番グリッドからスタート直後に順位をあげて 2位で終え、レッドブルが 1-2フィニッシュした。
【2009年】
ブラウンのバトンがポールスタートからトップを守って
優勝した。バリチェロが 2位になり、ブラウンが 1-2フィニッシュした。
苦戦が続いていたフェラーリはライコネンが 3位、マッサが 4位に入った。