F1 ルール改正2022

従来の E5燃料からバイオエタノールの割合が 10％へ引き上げられた E10燃料を使用する。

タイヤサイズが従来の 13インチから 18インチに変更。

決勝スタートタイヤの使用義務が撤廃され、自由選択となる。 これまではＱ３進出者はＱ２でベストタイムを記録したタイヤを決勝スタート時に使用する義務があった。

昨年の「スプリント予選レース」の正式名称を「スプリント」に変更。 ポイントを上位 8位まで与える。 決勝レースのポールポジションは金曜日の予選で決定し、 スプリント結果は影響しない。

レースが中断し、再開されずに終了した場合に適用されるポイント配分が変更。 これまではレース距離「75%以上」フルポイント、「2周以上 75%未満」ハーフポイント、「2周未満」ノーポイントの 3段階だったが、 2022年からレース距離「75%以上」、「50%以上 75%未満」、「25%以上 50%未満」、「2周以上 25%未満」、「2周未満」の 5段階に分けてポイントが配分される。 「75%以上」はこれまでと変わらずにフルポイント、「2周未満」はノーポイント。他の 3段階は新しくポイント分配を設定した。

木曜日に行われていたドライバーの公式記者会見を金曜日の午前中に行い、 金曜日の午前中のフリー走行が廃止。

金曜日のフリー走行で年間 2回は新人ドライバーを起用する義務が課せられる。

パルクフェルメ規定の適用を従来の「予選出走時点」から土曜日の「フリー走行３出走時点」に繰り上げられる。

風洞実験と数値流体力学（CFD）システムの利用制限を強化。 前年に好成績を残したチームほど空力テストの許容量が少なくなる。