金曜予選が廃止、土曜 2回のタイムアタック
10月 16日 -- FIA国際自動車連盟は金曜・土曜 2日開催としていた予選方式を廃止し、
2004年から土曜日のみのタイムアタックでスタート順位を決める方式に変更すると決定した。
2003年は金曜日に 1度目の予選を行っていたが、
2日間の予選は「各チームの負担が大きすぎる」と指摘があり、改善が求められた。
2004年はこの金曜日の予選を廃止し、
土曜日に 2回タイムアタックを行ってスタート順位を決めることになった。
これまで最初のタイムアタックは総合ポイント順に開始されていたが、
上位ドライバーの不利益が大きいため、2004年からは前レースの結果順に走ることになった。
2度目のタイムアタックは最初のアタックでタイムが悪かったドライバーから走る。
1回目のアタックでタイムを残せなかったドライバーは 2度目のタイムアタックには参加できない。
予選後から翌日の決勝レースまでは 2003年と同様にマシンをいじることが出来ず、2度目のタイムアタックは
レース用のセッティングと燃料で予選を走ることになる。
金曜日
11:00-12:00 フリー走行
14:00-15:00 フリー走行
土曜日
10:00-10:45 フリー走行
11:15-12:00 フリー走行
14:00 予選
日曜日
14:00 決勝レース
タイヤ
利用できるタイヤの数は変わらない。ドライが 10セット、ウェットが 7セット。
金曜日は 3セット、土曜・日曜日は 7セットが使用可能。
ピット速度
制限速度が 80km/hから 100km/hに引き上げられた。
エンジン
各ドライバーはレースが行われる週末に 1つのエンジンしか使用できない。
何らかの故障によってエンジンを交換した場合は 10グリッド降格のペナルティを受ける。