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UPDATED 2021/6/7

錦織 全仏 16強入り、 対戦相手が途中棄権

6月 4日 -- 四大大会の全仏オープン男子 3回戦は世界ランキング 49位の錦織圭が世界 150位のアンリ・ラークソネン(スイス)と対戦し、 第2セット途中で相手が棄権したことで 2年ぶりのベスト16入りを果たした。

これまで 2試合をフルセットまで行い、疲労が懸念されたが、 この日はプレイ時間が短く済み、次戦に向けていい休養となった。

第1セットは第4ゲームでラークソネンが左足付け根を痛めてメディカルタイムアウトをとり、治療した。 錦織はすかさず第7ゲームをブレークしたが、 第8ゲームをブレークバックされて不調を抱える相手を畳み込めなかった。 第9ゲームを激しい攻防の末に再びブレークしてリードした。

その後は降雨により、第11ゲームの途中で中断した。 40分後に再開され、錦織がリードを守って第1セットをとった。

第2セットは第1ゲームの途中でラークソネンが棄権を申し出て終了した。

錦織は 4回戦で世界6位で第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。