第1セットはアザレンカが積極的にプレイして第1ゲームをブレークし、主導権を握って進めた。 大坂は第3ゲームをキープしたが、流れを引き戻せずにその後は第5、第7ゲームをブレークされて落とした。
大坂は第2セットも第2ゲームをブレークされて劣勢となり、苦しかったが、 第3ゲームで集中力を高めてラリーに競り勝ち、ブレークバックに成功した。 その後はアザレンカの勢いが衰えてミスをするようになり、 大坂がチャンスを作った。第7、第9ゲームをブレークしてとった。
第3セットは第4ゲームをブレークしてリードしたが、 第7ゲームをブレークバックされた。 第8ゲームをブレークして再びリードし、第9ゲームをキープして優勝した。
全米オープンの複数制覇は史上 12人目となった。優勝賞金は 300万ドル(約3億1800万円)。
大坂は 2019年の全豪オープンを含めて通算 3度目の四大大会制覇となり、 アジア勢ではリ・ナ(中国)を抜いて最多となった。