3月 9日 -- NFL選手会は 1シーズンの試合数を 16から 17に増やす大型改革を盛り込んだ新しい労使協定の合意に向けた投票を 14日まで延長した。
投票は 5日に始まり、期限を 12日としていたが、
大きな決断になるため、内容を熟慮する時間を長くとった。
現行の労使協定は今季いっぱいで失効し、
2011年に起こった労働争議を回避するために新しい労使協定は早期の合意を目指している。
新しい労使協定は合意すると 2031年まで有効になる。
オーナー陣による改革案はレギュラーシーズンを 17試合に増やす他に各チームのバイウィークは 2週に増やし、
プレーオフ進出枠を 12チームから 14チームに拡大することが盛り込まれている。
これによってシーズン全体の日程が長くなり、選手たちの負担が大きくなる。
これを補うためにオーナー陣は選手会の収益分配を現行の 47パーセントから
48パーセントに引き上げることを約束している。
さらに放映権料などのメディア収益が増えれば最大 48.8パーセントまで引き上げるとしている。
プレーオフ拡大は早ければ今季から導入され、17試合制は 2021年以降に導入される予定。
|